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神社ってそもそも何なのさ? |
神道(しんとう 自然信仰から生まれた宗教)の施設です。
古くは仮設施設でお祈りが終わると解体・撤収されていたようです。
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鳥居
(とりい) |
神社の入り口に建ててある門。そとの世界との結界という意味もあり。
いろいろなパターンがありますが、大きく分けて2つのデザインパターンに分かれます。
(書籍によってタイプ名が違うのでここで言う名称はわかりやすいよう私個人がつけたものです。)
・島木(しまぎ)あり型
島木があるパターンで一番よくみかける鳥居。なので本ゲームもこのタイプの中の(明神鳥居)というものを参考に描いています。
・島木なし型
島木はありません。
直線的。シンプルでガッチリした風貌です。個人的にはこちらの方が「結界」っぽいと思います。
※画像クリックで拡大します |
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鎮守の森
(ちんじゅのもり) |
神社のまわりにある森です。
大昔は神社よりもこの森の神秘性が信仰の対象になっていました。
そこに神社が建てられ、後付けで「神社を守る森」という意味合いが付いたようです。
なので、
・大きい森にポツンと建てられていて
・昔からある古い神社
などを地図で探せば風光明媚・絶景ポイントが効率よく見つけられたりします。
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手水舎
(ちょうずや) |
てみずや ともいいます。手を洗うところです。
カミサマに会うのに汚い手じゃまずいだろ?ということです。
飲んでもオッケー。というか、むしろうまかったりします。
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ご神木
(ごしんぼく) |
神が宿るとされる、あるいは神が降りてくるときに目印となる大木。
樹齢はウン百年というものすごい長寿なので神社にあるオブジェクトの中では一番歴史のあるものだったりします。
周りには
・注連縄(しめなわ)
・紙垂(しで 白い紙を折ってひし形が3つないし4つ連なった飾り)
をつけるのが普通です。
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獅子・狛犬
(しし・こまいぬ) |
神社をまもる動物。獅子・狛犬以外にも「きつね」などがよく使われます(稲荷神社とか)。
西洋でいうところのガーゴイル・ケルベロス・スフィンクス。
で、これもデザインパターンが多い。
玉をもっているもの・ないもの、子犬を抱きかかえているもの、口を開いているもの・いないもの、屈(かが)んでいるものなど、狛犬を調べるだけでも多分何年もかかるんじゃないかと思うくらいパターンが多彩です。
なので今回は一般的に正式なパターンといわれているものにちょっと手を加えたものをゲーム内に配置してみました。
正式には神社正面向かって
・右は獅子。口を開けています。
・左は狛犬。口は閉じてツノがはえています。
この対になったオブジェクトをまとめて「しし・こまいぬ」と言うそうです。
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本殿
(ほんでん) |
御神体が安置されている建物です。
拝殿(はいでん 一般の参拝客がおとずれる建物)と本殿が別々の場合もありますが、1つの建物にまとまって本殿となすものもけっこうあります。本ゲーム中では後者の本殿(だいぶ省略&思い込みによる間違い入ってますけどネ(^^;)を描いてみました。 |
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鈴・賽銭箱
(すず・さいせんばこ) |
一般の参拝客がお願い事をするところです。
正式な参拝作法は二拝二拍手一拝です。
1 まず鈴を鳴らし(カミサマ出てきておくれ)
2 賽銭を奉納して(お金ちょっと出すから)
3 二回おじぎをして(願い事を)
4 パンパンッと二回手をたたいて(ちょっとだけかなえて)
5 一回おじぎをする(たのみますぜ)
となります。 |
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三つ巴
(みつどもえ) |
勾玉(まがたま)が三つ、くっついた形の神社シンボルマーク。
三つ巴以外にも神社ごとの固有の紋様というものもあります。 |
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アマテラス |
いわゆるアマツカミ(天の神)グループの1人です。
イザナギ(日本の神話で最初に登場するキャラ、とゆーか神)が黄泉の国(よみのくに 死者の国のこと)から帰って、禊(みそぎ 川でからだを洗うこと)をしたときに左目から生まれた神です。
ちなみに右目からはツクヨミ
鼻からはスサノオ
が生まれました。
天の岩戸(アマノイワト)のはなしで超有名です。 |
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スクナヒコナ |
この神もアマツカミグループの1人。
頭はいいのですがカラダはメチャクチャ小さく、地上に落っこちても他のアマツカミが気づかないくらい天上では存在感は薄いです。
そのことでイジケているところをオオクニヌシに拾われます。 |
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オオクニヌシ |
本作のメイン。スクナヒコナとともに国作りをした神です。
若い頃から身内にイジメられ、ののしられ、何度も殺されそうになったにもかかわらず、生きのび国作りをしたスゴイやつです。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)のはなしでこちらも超有名。現在でも大黒様として親しまれています。
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スサノオ |
アマテラスと同時に生まれた神。
神といっても喜怒哀楽が激しく人間に近い言動をします。
こちらもヤマタノオロチのはなしで超有名。
RPGゲーム好きな人はスサノオのエピソードあたりから日本書紀や古事記を読むと面白く読めます。
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三種の神器
(さんしゅのじんぎ) |
RPGでよく見かける3アイテム。
・八咫鏡(やたのかがみ)
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
のこと。
やたのかがみとやさかにのまがたまは天の岩戸のエピソードで岩に隠れたアマテラスを引き戻すためのアイテムとして登場します。
あめのむらくものつるぎはスサノオがヤマタノオロチを倒したときに登場。アマツカミに献上します。
のちにヤマトタケルに渡り、彼が火攻めにあったときこれを使い、草をなぎ払って火を消したことから「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになります。
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御神体
(ごしんたい) |
その神社になじみが深く、神が宿り、その神社の信仰の対象とされるオブジェクト。これなくして神社は存在し得ないくらい神社にとっては重要なものです。
これも対象が多岐にわたっていて例えば、
・山・川・太陽などの自然物
・日本書紀や古事記などに登場するカミサマ
・平将門・菅原道真・源頼朝などの歴史上の有名人
・天狗・鬼などの想像上の生き物
・キツネ・ヘビ・ウサギなどの動物
・恥ずかしくて人には言えない××なもの
など、神社によってさまざまです。
神道における信仰の対象物は自由度があるようなので、本ゲーム中でも御神体は○○とさせていただきました。。。
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Laser Cooling System |
このシステム自体は実際にあります。
2007年4月にMIT(マサチューセッツ工科大学)で対象物に両側からレーザーを当て絶対零度近くまで温度を下げるという実験が成功しています。
ゲーム製作中に飛び込んできたニュースだったので入れてしまおうかと(笑)
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